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チームスピリット、初の海外拠点をシンガポールに設立

2017年12月15日 11:11

〜勤怠管理、工数管理、経費精算、電子稟議が一体となったクラウドサービス「TeamSpirit」をアジアパシフィックで提供 〜

 株式会社チームスピリット(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荻島 浩司、以下チームスピリット)は、2017年11月、同社の勤怠管理、工数管理、経費精算、電子稟議が一体となったクラウドサービス「TeamSpirit」をアジアパシフィックで提供開始するために、初の海外法人となる「TeamSpirit Singapore Pte. Ltd.」をシンガポールに設立しました。2018年第三四半期を目処に、アジアパシフィックに進出している日系企業のみならず、現地企業や欧米企業に対して「TeamSpirit」の販売を開始し、2022年までに同地域で10億円の売上を目指します。

◇なぜ海外なのか①〜海外における働き方管理に対する事業機会
海外でも、デジタル化の進展と働く人の嗜好や価値観の変化に伴い、従来の働き方を見直して、働く時間や場所を自分で柔軟に選択できるようにするといった、新しい働き方の模索が始まっています。TeamSpiritは、国内ですでに多様な働き方を支援するプラットフォームとして利用されており、これに現地の法制度やニーズを取り込んで提供することで、大きな事業機会を獲得できます。

◇なぜ海外なのか②〜Salesforceプラットフォームの優位性
TeamSpiritは、Salesforceをプラットフォームとして開発されたクラウドアプリであり、SalesforceのISV*1パートナーとして、日本でトップクラスの売上実績があります*2。また、チームスピリットはSalesforceのグローバルパートナープログラム制度の下、「ISVゴールドパートナー」に日本で初めて認定された企業であり、Salesforce社ともグローバルで協業していけるポジションにあります。

◇なぜ海外なのか③〜既存顧客からの要望
現在、TeamSpiritは、働き方改革を推進する生産性向上のITツールとして、800社、10万ユーザ以上に利用されている実績があります。既存顧客から「TeamSpiritを海外の現地法人でも使わせたい」という要望が多数寄せられており、その多くの企業がシンガポールやアジアパシフィックに進出しています。一部企業では、すでにTeamSpiritを海外現地法人で利用しています。

 シンガポール法人の代表には、2017年12月1日付で株式会社チームスピリット 執行役員、中野 剛がマネージング・ディレクターとして就任し、シンガポールや周辺国の調査やTeamSpiritのローカライゼーション、マーケティング活動、現地スタッフの採用を進めていく計画です。

【代表取締役社長荻島のコメント】
インターネットの利用が全てのビジネスの前提となった現代、益々企業のグローバル展開は加速すると思われます。私達チームスピリットはそのようなグローバル・ネットワークの時代における人と企業の働き方を研究し、TeamSpiritというサービスに結実させることで、変化に挑戦する人と企業の新しい働き方を創造していきたいと考えています。この度、そのための第一弾として「TeamSpirit Singapore Pte. Ltd.」を設立いたしました。これからの私達のグローバルな活動にご期待いただければ幸いです。

【シンガポール現地法人の概要】
商号:TeamSpirit Singapore Pte. Ltd.
代表:中野 剛(マネージング・ディレクター)
設立:2017年11月20日
オフィス:Level 42 Suntec Tower Three, 8 Temasek Boulevard, Singapore 038988
事業内容:勤怠管理、工数管理、経費精算、電子稟議が一体となったクラウドサービス「TeamSpirit」の販売。

*1 Independent Software Vendor(独立系ソフトウエア開発・販売会社)
*2 Salesforce社のISVパートナープログラムは、Salesforceに対するグローバル売上貢献金額によって、プラチナ、ゴールド、シルバー、レジスタードという4段階でパートナーを区別します。チームスピリットは上から2つめのISVゴールドパートナーに認定されており、日本でゴールドパートナーに認定されているのは3 社のみです。